今回はプログラムを書くときに使うテキストエディタというアプリケーションについて個人的おすすめを紹介します。
- まずはOS標準のエディタから。「メモ帳」「nano」
- プログラムを書くことに慣れてきたら。「サクラエディタ」「CotEditor」
- プログラムを書くから、開発へ。「VisualStudioCode」
- エディタを超えるIDEという存在「RubyMine」
まずはOS標準のエディタから。「メモ帳」「nano」
プログラムが10行程度の、ごく初期に書くプログラムについては、OS標準のエディタで慣れるのがおすすめです。
Windowsだとメモ帳。Macだとnanoというエディタが付属されています。
プログラムを書くことに慣れてきたら。「サクラエディタ」「CotEditor」
プログラムが100行を超える程度に伸びてきたら、OS標準のエディタだと視認性や使い勝手に支障を感じます。このくらいの時期では、標準ソフトではなく、テキストエディタというソフトを独自に導入するのがおすすめです。
サクラエディタはWindows専用。CotEditorはMac専用の無料テキストエディタです。
専用ソフトとはいえ、プログラムを書く=文字を書く。ということに特化しているので、操作がわかりやすくとっつきやすいです。プログラム言語によって、文字の色分けなどをしてくれたり、文字検索や文字置換機能もOS標準のエディタより充実しています。
プログラムを書くから、開発へ。「VisualStudioCode」
プログラムを書くことに慣れてきたら、VisualStudioCodeに切り替えてみるのがおすすめです。
VisualStudioCodeの特徴は、プログラムのデバッグ機能。ソースコードを管理できるGitHubとの連携機能など、書くことに加えて、プログラムを実行する。動作を確認する。作ったソースコードを管理するというところまで手を伸ばしたアプリケーションです。
さらに、プラグインというものを追加することで、どんどん機能を拡張して便利にするできます。Ruby用のプラグイン。Web制作用のHTMLやCSS向きのプラグインなど種類はめちゃくちゃ多いですし、ネットに転がっている情報量も多いです。こんだけ盛りだくさんの機能がありながら無料というところがまたすごいですね。
情報量が多いがゆえに先ほど紹介したエディタと比べると少し難しく感じるところもありますが、自分にとって効率の良いプログラミング環境というものをカスタマイズしながら構築してくという新たな楽しみが生まれます。
エディタを超えるIDEという存在「RubyMine」
ここまではエディタというジャンルのアプリケーションだったのですが、もう一歩先に行くとIDEというアプリケーションが出てきます。IDEとは統合開発環境ということで、さきほど紹介したVisualStudioCodeとプラグインの機能があらかじめセットになって入っている感じのアプリケーションです。
プラグイン機能もついているのですが、標準装備しているものが十分に便利で、全てが最初から揃っているラグジュアリ感満載のアプリケーションです。今までのアプリケーションと違って有償ツールになるんですけど、代わりにいい感じのプラグインを勝手に見つけて入れてくれてる料金みたいなものでしょうか。
RubyMine:JetBrainsによるRuby on Rails IDE
RubyMainの他にも、WebStormというWeb制作に特化したIDEやAppCodeというiOSアプリ用IDEなど色々あります。30日間は無料でお試しできるので、IDEというものがどんなものかを手軽に体験できます。